
6月1日から始まります『塩原文学に親しむ月間』。
以前のブログでご紹介しましたが、やはり文学というと重たいイメージを抱く方もいるでしょう。
なので、今日は文学にちなんだ料理を取り上げてみました。
単純に私が食いしん坊だからというのもあるのですが…。
メイン会場となる『塩原もの語り館』にある食事処『レストラン洋燈(ランプ)』でそれは食べられます。
そのメニューは【もの語り文豪御膳】です。
斉藤茂吉の歌集「赤光」から赤い身の「プレミアムヤシオマス」を、
徳富蘆花の文章「八汐咲く~」から「ヤシオポーク」を、
酒の肴を吟味したという幸田露伴に捧げる小鉢を創作してあります。
プレミアムヤシオマスについてはコチラのサイト←をご覧ください。
ヤシオポークについてはこちらのサイト←をご覧ください。
プレミアムヤシオマスはフライでした。
カラッとした衣の中にふわっとした柔らかい身が包まれており、臭みがなく淡白な味わいでいながらも後を引く旨味が口の中に広がり、黒ゴマを効かせた特製ソースがそれを引き立てていました。
ヤシオポークは冷しゃぶ仕立てでした。
冷しゃぶでいながらも脂が口の中で心地よく溶け、しかしながらそのコクはしっかりと主張しているので食べ手を圧倒し、かけてある白ごまの甘味と酸味の効いたソースがバランスよく全体をまとめ、下にある多めのフレッシュな野菜が爽やかさを演出しいました。
小鉢は湯葉と大根とにんじんと小エビ等が炊き合わさっていて、そのダシの染み込んでいることこの上なく、特に大根は軟らかくありつつも歯ごたえを残して炊いているのか、噛みしめるほどに中からダシが溢れ出してきて、危なくダシに溺れるところでした。
是非ともご賞味ください。
詳細はこちら: http://blog.livedoor.jp/shioryo1/archives/51987230.html