
前回、前々回とお届けした湯まつり。
今回がクライマックスです。
たくさんの画像を交えてお伝えしますので、ゆっくりとご覧ください。
前回の記事はこちら←をどうぞ。
※3回に分けて載せていますが、湯まつりは25日の1日だけですのでご了承ください

八幡宮での神事を終えた後、お湯を行列で分湯会場まで運びます。
そのお湯は会場で塩原すべての旅館や源泉所有者に配られます。
行列の出発前に、式典をとり行います。
式典には市長、議長をはじめ、市内中のご来賓に参加していただきました。

式典後、行列を組みます。

行列は約70名、長さは50mを越えます。

温泉街を歩きます。
約2kmをゆっくり時間をかけて歩きました。

分湯会場に着き、分湯式が始まります。

地元中学生が巫女となり、お湯を配ります。

紋付袴を召した各自治会長にお湯が行き渡ります。

それと並行して会場の入り口でもお湯を配ります。
会場内は式典としての要素が強く、分湯に関してはこの入り口がメインとなります。

その横では抹茶振る舞いや塩原名物『とて焼』の販売も行われます。

会場内では分湯の後、巫女舞の奉納が行われます。

今年の巫女舞は2部に分かれ、とても華やかでした。

まわりを見ると、写真や動画の撮影をしている方々が多く見られました。

雅楽の演奏も行われました。
奏者は地元大田原、佐久山地区の栃木県無形文化財『正浄寺雅楽部』の皆さんです。
まつりを振り返ると、もっと華やかが良いとか、もっと厳かが良いとか色々な意見や感想をいただきまして、これからどのような形にしていくのが良いのか見当していきたいと思いますが、
塩原の住民がお湯の恵みに感謝して、この御神湯をありがたく受け取りに来る姿勢が確固たるものとしてあるのが素晴らしいと私は感じました。
観光地ですから、イベントとしてお客様の目に留まるものを追及していくのは当然ですが、
開湯から1200年以上経った今でも変わらぬ精神を過去から受け継ぎ、これからもずっと継承していく姿こそ“本物”であり、この思いを大切にしていくことが私たちの使命ではないかと思います。
そこをしっかりと守りながら、イベントとしてお客様に喜んでいただけるものが作れるよう精進していきますので、これからもよろしくお願いいたします。
関係者の皆様にはこれまでのご協力に感謝するとともに、これからもお手伝いいただけるようお願いいたします。
詳細はこちら: http://blog.livedoor.jp/shioryo1/archives/51994253.html