塩原温泉 『古式湯まつり』 今年も厳粛に開催いたします

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塩原温泉は開湯1200年を誇る歴史ある温泉郷です。

その長い歴史の中で、江戸時代万治2年(1659年)に塩原を襲った大地震により、山津波が起こって塩原温泉発祥の地である元湯が土砂に埋もれ、温泉の湧出が途絶えてしまいました。
当時の領主や塩原の人々はその復興を願い温泉神社に祈りを捧げ、そのかいあって温泉は再び湧きいでるようになりました。

この頃から人々はお湯への感謝と、末永い塩原の繁栄を祈って、元湯のお湯を各地区の温泉神社に分湯するようになり、それがいつしか伝統行事となり、今もなお続いています。
その行事の当日は元湯の源泉から汲み取られた「御神湯」を塩原の鎮守塩原八幡宮に奉納し、また各地区の温泉神社や源泉に奉納するための分湯行列が練り歩き、儀式会場にて古式ゆかしい「分湯の儀」を執り行います。


はじめに『御神湯』を汲む『湯汲み式』を元湯地区で行います。
次に、その御神湯を神様に奉納する『御神湯奉納』を塩原八幡宮で行います。
この奉納した御神湯を各地に分ける『分湯の儀』を執り行うため、儀式会場まで行列します。これを『分湯行列』と呼びます。
会場にて分湯の儀を行います。これを『分湯式』をいいます。
分けられたお湯は各地の温泉神社に奉納するほか、源泉所有者や温泉利用者にも配られます。
配られたお湯は各々神棚にまつったり、源泉や湯船に入れたりしてお湯の恵みに感謝します。

・湯汲み式  11:00~ 元湯地区
・御神湯奉納 12:00~ 塩原八幡宮
・分湯行列  14:00~ 塩原支所から湯っ歩の里まで
・分湯式   15:00~ 湯っ歩の里

この日はお湯の恵みに感謝し、参画する28施設で入浴料をいただかない温泉ふるまいを実施します。
施設一覧は下の画像をご覧ください。






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当日は大変な混雑が予想されます。
みんなで気持ち良く入れるよう、マナーを守ってご利用ください。
願わくば、お湯の恵みに思いを馳せ、素敵な温泉ライフを楽しめるよう入浴していただけたらと思います。









詳細はこちら: http://blog.livedoor.jp/shioryo1/archives/51992645.html

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