塩原温泉 『塩原八幡宮』 塩原有数のパワースポットです

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塩原には『逆杉』(さかさすぎ)という木があります。
なんと樹齢1500年の御神木で、国の天然記念物に指定されています。
なにがスゴイかといいますと、私が子供のころから何一つ変わらないのです。
普通、大きくなっていたり、枯れてしまっていたりするのですが、この逆杉は多分ずっと昔からこの姿なのかもしれません。
この逆杉は『塩原八幡宮』の中にあります。
塩原八幡宮は市の文化財にも指定されている歴史のある神社で、私が子供の頃は二年参りでいつも行っていました。
ところで皆さんは“二年参り”といものをご存知ですか?
高校を卒業して栃木を離れると、この二年参りという言葉が途端に通じなくなったので、もしかすると、地域色の強い言葉なのかもしれません。
『二年参り』とは大晦日の夜から元旦にかけてお参りをすることで、それが二年にまたがっていることからそう言われるのでしょう。
この二年参り、塩原では大きく分けると、この八幡様と温泉街の中心地にある『妙雲寺』で行なわれ、『八幡宮派』と『妙雲寺派』に分かれます。
もちろん、どちらでもいいという人もいますし、二ヶ所とも行くという人もいます。
年変わりでチェンジしている人もいるでしょう。
私は親に連れられた影響が一番でしょうが、八幡様派です。
大きな違いとしては、妙雲寺では甘酒が振る舞われ、八幡様ではお汁粉(餅入り)が振る舞われていたのです。
甘酒も嫌いではないですが、汁粉に餅などを入れられては行かずにはいられません。
寒い中、熱々のお汁粉をいただき、1人1杯という決まりがあったかは覚えていませんが4~5杯はいただき、その後のイベントに備えたのです。
そのイベントというのは『御神水』をいただくというもの。
ガラスの入れ物に赤いプラスチックのふたのついたものだった記憶があります。
いや、白い陶器だったでしょうか?
記憶があいまいですみません。
大晦日の23:50くらいから並び始め、0:00になったら小さい滝のような水汲み場からその容器にありがたいお水をいただきます。
そして、帰りは街中でラーメンを食べ、帰宅後、その水をお風呂に少し入れ、神棚に供えた記憶があります。
中学生になると同級生と二年参りをするようになり、私たちの活動範囲は妙雲寺エリアだったため八幡様には行けず、少しさみしい思いをした記憶があります(1~2km離れている)。
そのまま朝まで友達と過ごして帰宅したら、帰りが遅いと激しく怒られた記憶は中でも鮮明です。




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パワースポットでありながら、静かで心安らぐ素敵な神社ですので、皆さんお気軽に参拝ください。
もちろん、参拝のマナーを守って清く正しくお参り下さい。

詳細はこちら: http://blog.livedoor.jp/shioryo1/archives/51991995.html

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