夏休みのこの時期はお子さんがたくさん塩原に来てくれます。
親戚の子、おばあちゃん家に遊びに来た子、中には幼稚園や保育園などの団体もいます。
私も幼稚園のころは父の仕事の関係で県外にいましたが、夏休みというと塩原でした。
断片的ですが記憶に残る思い出もありますし、写真で振り返る思い出もあります。
中でも印象的だったのは一人旅です。
両親に県外の駅から電車に乗せてもらい、祖父母の待つ西那須野駅まで行くという行程です。
もちろん幼い私に西那須野などという片田舎の駅が分かるはずもなく、また、糸の切れた凧のようなタイプの私では途中で降りてしまう可能性もあります。
ですので、両親は『1人旅です。西那須野で降ります。』という表示を首から下げてくれました。
所々の記憶しかありませんが、老夫婦の席に呼ばれ、「コアラのマーチ」というお菓子をごちそうになったことはしっかり覚えています。
いやあ、懐かしい思い出です。
それにしても、見方を変えれば幼児1人を電車に放り込んだようなものなので、今では考えられないですね。
まあ、昔の日本は平和だったのでしょう。
しかしながら、塩原を訪れるお子さんたちは平和を感じさせてくれます。
お子さんたちが見えると、まわりの観光客や地元住民は微笑まし眼差しで子供たちを見守ります。
塩原名物『とて馬車』に園児たちがぎっしり乗っているのを見ると愛らしい気持ちにすらなります。
夏休みに塩原へお越しの際は、子供たちの元気な姿で癒されてみませんか。
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