
前の記事をご覧でない方のために説明しますと、塩原だけでなく那須や板室を始めとする周辺観光地も含めてご案内しようと思い体験リポートをしています。
塩原温泉と板室温泉は車で40分くらい離れています。
那須、板室、塩原はそれぞれ独立した観光地ですが、ごっちゃになりやすいので改めて案内したいと思います。

図解すると↑↑↑こんな感じです。※概略なのでご了承ください
こうして見ると那須と板室は近いですね。
市町村で言うと板室と塩原は「那須塩原市」、那須は「那須町」です。
塩原から車で移動すると、那須は約1時間、板室は約40分です。
ですので、一度の旅行で複数個所を回ることが可能です。
さて、今回は『沼ッ原湿原』に行って来ました。
ぬまっぱらしつげんと読みます。
『沼原湿原』と書いてあるものもあります。
沼ッ原湿原は、那須連山の日の出平(1,786m)と南端白笠山(1,719m)、その西にある西ボッチ(1,410m)との間にある標高1,230m、東西250m,南北500mの亜高山の湿原です。
昭和49年に湿原の南端に沼原調整池が完成し、大型バスで行くこともできるようになりました。
植物は約230種確認されています。
主なものは、
5月のザゼンソウ、ハルリンドウ。
6月のズミ、ニッコウキスゲ、コバイケイソウ。
7月のノハナショウブ、アカバナシモツケ。
8月のタムラソウ、エゾリンドウなどの開花が見事です。
四季を通じて楽しめますが、ニッコウキスゲが湿原一面に咲き誇る7月上旬から中旬にかけてが特に見頃になります。
昭和天皇が、この湿原をお気に入りになり、何度も足をお運びになられたところして知られ、最近では皇太子殿下ご夫妻も訪れておられます。

駐車場から湿原まで1キロ。

熊笹が生い茂る涼しげな森を通ります。

途中からは木道が整備されています。

看板が出てきました。

森を抜けると清々しい湿原が現れます。



様々な花が咲いていました。

中でもこの時期はニッコウキスゲが見ごろです。






調整池越しの山々も見ごたえがあり素敵でした。
沼ッ原湿原で心地よい汗をかいたので、その後は温泉で疲れを癒してきました。
板室の湯は『杖いらずの湯』と言われる癒しの湯です。
是非みなさんもその湯を体感し、その後は塩原の温泉に入り、身も心もリフレッシュしてはいかがですか?
詳細はこちら: http://blog.livedoor.jp/shioryo1/archives/51989664.html