塩原温泉には「まちめぐり案内人の会」という観光ボランティアの組織があります。
塩原の温泉や歴史などの勉強をし、それを人に伝える訓練を積んだ塩原の観光ガイド集団で構成されています。
今日はそのまちめぐり案内人を養成する講座がありました。
2月から始まった今年の講座ですが、感染症の影響でここ2ヶ月開催できていませんでした。
今日は久しぶりの講座で、受講生の皆さんとも久しぶりの御対面です。
感染症の影響が心配ではありましたが、ほどんとの方が出席でした。
今回の講座は歴史と自然の講習です。
午前中に歴史、午後に自然と一日を費やすハードな講習です。
もちろん昼休みの食事も塩原の名物を食べる授業となっており、みっちりと勉強します。
写真は午後の講座のもの。
ヨシ沼という火山活動でできた湿地帯で、ここにしか生息しない生き物がいる貴重な場所での実地講習です。
この時期はエゾハルゼミという初夏のセミが元気に泣いているのですが、なんと霧が発生するほどの寒い天気になってしまい、一匹も泣いていませんでした。
思い返せば、
2月の講習は大雪がふり、3月は吹雪。そして今回は霧。
今回の受講生はトラブルに強くなることでしょう。
そんな条件でも、オゼイトトンボという希少なトンボを見つけることが出来ました。
本当はハッチョウトンボという体長2cmのトンボを見るはずだったのですが、全く見つからずの出来事。
講師はオゼイトトンボのほうが見つけにくいとのこと。
場所を変えて大沼園地に来ました。
ここも同様の湿地帯です。
標高約1000mにある涼しくて静かなところ。
この時期はこの写真のモリアオガエルたまごが見られます。
講座では上記の両生類の名前を覚えました。
答えは空欄にしましたので、興味ある方はご回答ください。
答え合わせは塩原温泉観光協会まで。
詳細はこちら: http://blog.livedoor.jp/shioryo1/archives/52054444.html