
お盆です。
お盆と言えば色々ありますよね。
連休の方、お墓まいりやお線香あげの方、お祭りなどのイベントの方、お仕事という方もいるでしょう。
さて、今日の小話はお線香あげについてです。
『初盆』というものがありますよね。
地域によって言い方がいくつかあり、『新盆』と書いて『にいぼん』や『あらぼん』と呼んだり、塩原のように『はつぼん』という所もあります。
故人が亡くなってから初めてのお盆のことです。
一般的な初盆をあまり知らないので塩原中心の話になりますが、親戚や親密な関係だった故人のお宅にお線香をあげに行き、故人をしのぶのが目的でしょうか。
ちなみに塩原は7月盆が多いのが特徴です。
また、他地区の知人に驚かれたので塩原特有なのかもしれませんが、初盆参りの軒数が何軒もあります。
今年私は6軒でした。
交友関係が広い人は10軒、20軒となることも。
もちろん、その年に亡くなった人の数にもよるんですけどね。
塩原のお寺ではお盆前になると、初盆を迎えるお宅の一覧表を出してくれます。
今年の塩原のお盆は7月盆・8月盆合わせて40軒くらいだったでしょうか?
その表を見て、お線香(お香典)をあげに行く段取りをします。
気持ちの問題なので香典の金額は決まっていませんが、自分の家族が亡くなった時にいただいた金額と参考にする人が多いようです。
慶弔ノートでその金額を調べ、お金と香典袋を用意し、スタンバイ完了。
そして当日に訪問して回ります。
回る方は以上のような流れですが、迎える側は受け入れの準備があります。
来てくれた方に出すお茶や水菓子などを用意するほか、家にもっても様々ですが、おこわや惣菜を用意する場合も。
朝から親戚の女性部隊が集まり、煮物や揚げ物をせっせと作ります。
最近は食べていく人も少ないので、縮小の傾向があるようです。
もちろん、それより前にお返しの品も準備します。
いくらの品を何個用意するか考えるのは一苦労。
それを扱う専門業者などに頼るのが良いかもしれません。
さらに、お返しの品にビールなどのもう1品を添えるのも忘れてはいけません。
聞いた話だと、他の地域ではお通夜や告別式でも返礼品を断る人が半数近くいるそうですが、塩原では初盆でも1割以下です。
それゆえに、うちの初盆は何をお返しにしようか工夫する家もあるようです。
今年いただいて嬉しかったもう1品はパックのおこわでした。

さて、今回も細かい話になってしまいましたが、本題に行きたいと思います。
今日は塩原の夏まつりがありました。
塩原もの語り館のステージで和太鼓のイベントがあったり、花火が上がったりしました。

折角のおまつりですが結構な雨。
しかし、和太鼓のイベントは写真のとおり大盛況。

8時からは花火大会です。
雨だからなのか、空気が洗われたようで、普段より綺麗に見えました。

花火大会は明日もあります。
雨でも行いますので、こうご期待。
詳細はこちら: http://blog.livedoor.jp/shioryo1/archives/52012981.html