
「スッカンブルー」ってご存知ですか?
塩原と矢板市の間に流れているスッカン沢を流れる水は、場所によっては青白く見えます。これは、スッカン沢が高原山のカルデラ跡を水源とし、鉱物や炭酸等の火山の成分が多く含まれている水が流れているためです。そのためこの沢の水が辛くて飲めないことから「酢辛い沢」と昔呼ばれていました。この呼び方が訛って今の「スッカン沢」になり、スッカン沢を流れる水の青白さを「スッカンブルー」と言います。
写真1枚目は、最近メディアでもよく取り上げられている「雄飛の滝」です。夏の午後2~3時頃に谷の合間から光が差し込む光景は、とても神秘的です。
写真2枚目は「仁三郎の滝」です。発見者の名をとり名付けられましたが、舞踏場のような滝つぼに流れ落ちる様が白いスカートを纏った乙女のように見えることから「舞姫滝」とも言われています。
スッカン沢は真夏涼みに来るのもいいですが、新緑の季節もおすすめです。行き方等は那須塩原市塩原支所産業観光建設課(☎0287-32-2914)までお問い合わせください。