
与謝野夫妻は、明治43年秋と昭和9年春に塩原温泉を訪れており、たくさんの歌(短歌)を残しました。明治43年に訪れた際の歌は、翌年に発行された晶子の歌集に35首発表され、昭和9年の歌は主宰していた文芸雑誌「冬柏」に晶子59首、寛41首の歌が掲載されました。

今回の展のみどころとしては、晶子と寛の歌、計135首すべてをパネルに掲示してあることです。また、塩原を詠んだ歌が書かれた直筆の色紙も見逃せません。

また、与謝野晶子は歌だけでなく、評論や児童文学、源氏物語の現代語訳などの文学活動でも知られていますし、12人の子どもを産んだ母として、寛(鉄幹)を愛して支えた妻としても、その才能といいますか情熱といいますか・・・本当にスーパーレディなんですね。そんな一面も垣間見ることができますよ。
くわしくは、塩原もの語り館のホームページをご覧ください。チラシのデータもありますよ。

詳細はこちら: http://blog.livedoor.jp/shioryo1/archives/52012173.html