
今回もその様子をお伝えします。
その前に、初めてこの記事を読む人もいるでしょうから、簡単に説明しましょう。
塩原温泉には明治から大正にかけて、著名な文人・俳人が訪れていました。
それゆえ、塩原は文学のまちとしての一面があるのです。
そこで、毎年6月を文学に親しむ月間とし、イベントを行っているのです。
今日は風の強い日でした。
小道具や大道具が風で飛ばされそうになることもありましたが、無事に開催することが出来ました。
内容は文人小噺や創作劇、それにお琴の演奏や文学散歩など、盛りだくさんの内容。
『文人小噺』は塩原を訪れた文人のうち12名を選出し、塩原文学研究会や観光協会のメンバーで披露しました。

当時を思わせる和装で見た目も演出。

創作劇は手作りのバスや滝などを用い、面白おかしく演じました。

お客さんに小道具を持ってもらい、会場一体となって盛り上がりました。
塩原は街のあちこちに文学碑があり、期間関係なく散策することが出来ます。
また、温泉街の中心地にある門前エリアでは、期間中、沿道の商店などに文人の紹介を書いたパネルが設置されているので、知らない人でも興味を持つことが出来るでしょう。
『塩原もの語り館』では7月21日(予定)から与謝野晶子展を開催するので、合わせてご覧ください。
詳細はこちら: http://blog.livedoor.jp/shioryo1/archives/52009406.html