
皆さんは『消防団』を知っています?
消防士ではなく消防団です。
以下ウィキペディアから引用します。
消防団(しょうぼうだん)は、消防組織法に基づいて各市町村に設置される消防機関である。消防団は、自治体の条例に基づき設置されており、活動等は自治体により異なる。
↑このようにありますが、難しい話は抜きにして、一般市民が有志で活動している団体なのです。
塩原にもこの消防団があり、市民の生活や財産を守るため、色々な活動をしています。
例えば、火事の時の出動。
他にも、火の用心の見回りや、山などでの遭難時の捜索。
特に山の捜索は、地元民の知識と経験がものを言います。

↑↑↑塩原の学校では教科書にも載っています。※平成3年の教科書
消防団と深く関わったことのない人はびっくりするかもしれませんが、教科書に書いてある通り、火事になると仕事を中断して消火活動に向かいます。
もちろん、仕事優先の会社もありますが、塩原だと多くの団員が火事場に向かいます。
他にも、教科書に『消火技術を高めるため、きょうぎ会を開く』と書いてあります。
その後に書いてある『カマド検査』は今の時代ありませんが、きょうぎ会は今でもあります。

18日、そのきょうぎ会がありました。
『全国消防操法大会』。
今回は塩原支団の大会でしたが、その名の通り、勝ちあがれば最終的に全国大会まで行きます。
それにしても、皆さん、この大会を知っていますか?
教科書にも載っていて、全国大会があるにも関わらす、私の妻は知りませんでした。
きっと、知らない人の方が多いのかもしれません。
塩原の消防団は男ばっかりですが、全国には女性消防団員もおり、増加しているそうです。

たくさんの消防車があります。
我々はポンプ車と呼んでいます。
塩原支団だけでこれだけの数があります。
災害時の出動はもちろん、日ごろの見回りもこれで行います。

大会は真剣そのもの。
この大会やそれまでの訓練を通じ、消防の技術や心構え、また団員同士の連携など、様々なことを習得します。
もちろん、火事や災害を起こさないように日々の見回りや、火の用心の呼びかけも行っております。
塩原の安全は万全の体制で守っていますので、安心して塩原へお越しください。
詳細はこちら: http://blog.livedoor.jp/shioryo1/archives/52009914.html