
観光案内の電話では色々なことを聞かれます。
オススメの宿を聞かれたり、パンフレットを送ってくれないかと聞かれたり。
ざっくり分けると、ご自分で色々と調べた上で不明な点を聞いてくるお客様と、とりあえず最初に電話してくるお客様がいます。
前者は要点だけなので的確に短時間で案内できます。
それに比べ、後者はどうでしょう。
あ、先に言っておきますが、どっちが良いとか悪いとかの話ではありませんよ。
この記事で塩原のことが少しでも多くのお客様に伝われば良いなという話です。
後者はまず、お客様がどこまで塩原を理解しているかこちらが把握するところから始まります。
例えば新幹線で来る場合、“新幹線の駅と塩原がどういう位置関係か”ということをご存知かどうかがポイントとなってきます。
最寄の新幹線の駅は『那須塩原駅』です。
そして、塩原は『那須塩原駅』からバスかタクシーかレンタカーを利用して行き、バスだと約1時間かかります。
塩原温泉はまあまあ有名だと思っていましたが、これを知らない人が意外と多いのです。
『那須塩原温泉は駅から歩いて行けますか?』とか、『塩原に泊まろうと思うんですけどロープウェイはすぐに行けますか?』とか。※この質問の違和感が分かる人はどのくらいいるでしょうか?
『那須』と『塩原』と『那須塩原駅』の名前が紛らわしいのでしょう。
また、塩原温泉は那須塩原市にあるのですが、同市にはもう一つ『板室温泉』があります。
そのため、市で発行しているパンフレットには『塩原・板室』と書いてあります。
それを見たからかは分かりませんが、『板室は塩原の奥にあるんですよねぇ?』という電話もありました。
おっと、前置きが長くなりました。
これらを図で分かりやすく説明します。

上の図をご覧ください。
那須と板室と塩原はこのような位置です。
そして、那須は那須町、板室と塩原は那須塩原市です。
また、『那須塩原駅』はこの図の右下にあり、那須塩原市の中に入っています。
温泉地は大きく分けると那須と板室と塩原です。
那須塩原駅の近くには温泉はありませんのでご了承ください。
詳細はこちら: http://blog.livedoor.jp/shioryo1/archives/52010157.html