塩原温泉 『雨から雪へ』

塩原にはカフェが何軒かあります。
明るい雰囲気のカフェ、和風のお茶処、フルーツ屋さんのカフェ、パン屋さんのカフェなど、いずれもアットホームなホッと一息つける場所です。
観光のお客さんだけでなく、地元民も利用します。
そんなお店のある日の出来事。
サンドイッチなどの軽食があるそのお店は、お昼時ともなるとランチのお客さんとお茶のお客さんが入り乱れる混みよう。
地元に根付いたその店はとてもアットホームな雰囲気です。
そこに地元の女性客がやってきます。
そして開口一番、大きな声でこう言うのです。
『ドッグフードちょうだい』。
まわりのお客さんは驚きます。
そのお店にドッグフードなどなく、動物愛好的な店でもありません。
なんと『ホットドッグ』の間違いでした。
ドッグフードと聞いた時、観光のお客さんは“田舎はなんでも売ってるんだぁ”と思ったことでしょう。
そして、ホットドッグと分かった時は“田舎だからホットドッグは珍しいのかな”とか思ったことでしょう。

さて、今日の塩原ですが、午前中は若干風があるものの、日差しが時々ある落ち着いた天気でした。
しかし、お昼くらいから雪がチラつき、おやつ時ともなると大粒の雪に辺りが包まれました。

道路の積雪情報を問う電話が今日は多く、午前中は『晴れていて雪は道路にありません』などと答えていましたが、気が付くとこの天気です。
晴れていても、こういう雪への変化があるので、どんなに天気が良くてもノーマルタイヤで大丈夫とは言いませんが、さすがにこの変化は困ります。
少なくとも、午前中に私の電話を受けたお客さんと、午後に受けたお客さんでは、全く逆の天気が伝わっています。