塩原温泉 『小春日和』

昨日の雪かきが嘘のような今日の晴天。
暖かいと言うと大げさになりますが、昨日に比べればかなり暖かい1日です。
こういう日を小春日和と言うんでしょうね。
ところで、小春日和って言葉はご存知ですか?
“こはるびより”と呼びます。
字から春のことだと思う人がいるようですが、冬の穏やかな晴れの日を指す言葉です。






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さて、このような暖かい日ではありますが、やはり電話の問い合わせでは路面状況を問うものが多くなっています。
温泉街は午前中の時点で積雪も凍結もなく、昨日の雪かきで集まった雪山も今にも溶けそうなほど小さくなっています。
しかしながら、山の上はどうでしょう。
塩原には『日塩もみじライン』という好景観な山道(有料道路)があり、上の方は標高1200mを超えます。
名前の通り紅葉の時期に大変素晴らしい景色を見せてくれるのですが、四季を問わず好景観で、またスキー場へのアクセス道路でもあるので常に通行があります。
先ほども「これからもみじラインを通りたいのですが雪の状況はどうですか?」という問い合わせの電話を受けました。
温泉街に雪がなくても山の上は分かりません。
すぐに山の上にあるもみじラインの料金所に電話をして確認します。
この天気でだいぶ溶けたそうですが、標高の高い所や日陰の部分などは雪が残っており、凍結ヶ所もあるそうです。※お昼ころの情報
その旨をお客さんに伝えます。
するとお客さんは『じゃあ、ノーマルタイヤでは無理ですね』と言いました。
そうですねと電話を切ります。
・・・
もし私が「雪はない」と言えば、お客さんはノーマルタイヤで来ちゃうのでしょうか?
あたたかい場所にお住いで雪や凍結と無縁の方もいると思うので、簡単に案内したいと思います。
12月の後半に標高1000mを超える山道を走るなら、例え雪がなくても冬タイヤかチェーンは必要です。
途中で雪が降るかもしれませんし、晴れていても前に降った雪が溶けてそれが後から凍る場合もあるからです。
温泉街の標高は500m~600mですが、それでも冬の装備は必要でしょう。

冬の山道の運転のコツ。
・とにかくスピードを抑える(後続車はどんどん譲る)
・カーブの手前で十分に速度を落とす
・急ハンドル、急アクセル、急ブレーキは厳禁
・橋の上はツルツルだと思え
・トンネルの出口はしっかり減速する
・車間距離を空ける
・雪よりアイスバーンの方が滑るので注意
・乾いているか凍っているか分からなかったら凍っていると思え
・山に入る前にガソリンは入れておく
などなど。
細かく言ったらキリがないですが、とにかくスピードを抑えることが重要です。
仮に滑ってぶつかってもスピードが出ていなければ少ない衝撃で済みますので。
何事も安全第一ですよね。

詳細はこちら: http://blog.livedoor.jp/shioryo1/archives/51999347.html

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