
本日はペタンクの全国大会がありました。
ところで『ペタンク』をご存知ですか?
ペタンクはフランス発祥の球技です。
簡単に言えば、氷の上で行うカーリングをグラウンドで行うような感じでしょうか。
説明は『ペタンク』の公式サイトに譲ります。
それにしても、塩原が全国大会の舞台になるなんて、大変光栄なことです。
数年前にペタンクの関係者が全国大会の舞台に塩原が使えるか視察に見えました。
偶然にも私はそこに居合わせまして、その時のやり取りを今でも鮮明に覚えています。
場所は塩原運動公園。
もう何十年も昔からある、古~いグラウンドです。
大自然の中にあるので、ロケーションは好評ですが、グラウンドのコンディションは全国に比べると劣るというのが正直な所。
ですので、『全国大会に使っていただけるようなグラウンドではないですよ』と言いました。
すると、『いやいや、ペタンクはこのくらい荒れている方が面白いんですよ』との答えが。
人様のグラウンドを荒れてる呼ばわりとは複雑でしたが、こうして使っていただけるのですから感謝感激です。
さて、全国大会というだけあって、たくさんの方々がお見えになりました。
ざっと計算すると、塩原の総人口の4分の1に相当する数の選手が集まったのです。
凄いことですよね。
宿泊の選手もいらっしゃったので、塩原も少しは潤ったのではないでしょうか。
ちなみに、我々観光協会は選手や関係者の皆様に塩原を楽しんでいただけるよう、塩原のお土産品を並べ、観光案内などを行ってきました。
スポーツ大会なので、飲み物や食べ物は売れるでしょうが、土産はどうかという不安もありましたが、全国の方々への“おもてなし”だと思い、売れないのを覚悟で出店しました。

しかしどうでしょう、これが面白いように売れるのです。
ペタンクの選手層は幅広く、子供からお年寄りまでプレイできます。
平たく言えば年配の方が多いのです。
旅のご予算は申し分なく、ご近所や孫たちにお土産を買わなくてはなりません。
また、旅の行程上、観光ではないので、お土産が豊富にある施設に寄ってもなく、どこでお土産を買おうか悩んでいたのです。※お客さん(選手)に話を伺ったらそのような方が多かった
今日は決勝トーナメントで、前日は予選がありました。
前日は様子が分からなかったので、主だったものを数品ずつ持って行ったのですが、お昼の時点で足りなくなり、大慌てで品物を追加。
売れるならばと、あれもこれも持って行きました。
おかげで、いろいろ売れた上に次の日の予約までいただきました。
そして、今日に至りますが、予選敗退で帰ってしまったお客様が多かったにも関わらず、前日を上回る売れ行き。
やはり、お土産は帰る時に買いたいのでしょう。
いや、もちろんそれもありますが、塩原のお土産のクオリティが高いからではないでしょうか?
今日は昨日なかった試食を用意したのです。
並べた品は塩原の商品ばかりで、試食をしたらみんな美味しいと虜に。
いやあ、不景気などというのは関係ないですね。
気に入ればじゃんじゃん財布が開きます。
やはり、商売は攻めが大事ですね。
観光も同様でしょう。
とにもかくにも、全国に塩原の良さを伝えられたのではないかと思います。
関係者の方々は大変お疲れ様でした。
詳細はこちら: http://blog.livedoor.jp/shioryo1/archives/51994382.html