塩原温泉 『夏まつり2日目』 大雨の中の花火も魅力です

IMG_20160814_200142

さて、昨日14日は大変な盛り上がりを見せてくれた夏まつり。
15日の今日は昨日の盛り上がりを越えるべく、それぞれの関係者が策を練っていたことでしょう。
しかしながら、あいにくの雨。
涼しいのは良いのですが、雨がザーザー降りでは空に屋根をかけるか、凄腕の日照り乞い師を呼ぶしかありません。
どちらにしても、そこまでの予算はないので、自然と共に歩まなくてはなりません。
こうなると忙しいのは電話対応です。
『この雨だと中止ですか?』
ごもっともな質問です。
チラシやポスターの案内には『※天候などにより予定を変更する場合があります』と書いてあるので、この日のような結構な雨だと、どのように変更になるのだろうと思うのは当然のこと。
こちらとしても、刻一刻と変わる降水量ですので、『この雨なら決行、これでは中止』という線引きが難しいのです。
しかしながら、あまり公言も出来ませんが、花火は雨でも打ち上げます。
台風のような嵐だったり、雷がスゴいというような天候でなければ、かなりの大雨でも打ち上げます。
ただ、残念ながら、歩行者天国は中止や早じまいという可能性が高くなります。
さて、この日のお祭りですが、花火はもちろん決行。
歩行者天国も少し終わりが早まっただけで、その間のイベントは全て予定通り行いました。
まあ、屋根の無いブースや露店は出せないところもあったようですが、屋外イベントを屋内に移して行う所もありましたので、雨に負けない塩原人気質が現れたのではないでしょうか。

さて、私は本日、見回り等で雨の中、お祭りの会場を行ったり来たりしていました。
花火の時間は打ち上げ現場のすぐそばで監視をしていました。
すると、打ち上げ場所からすぐ近くの塩原で最も大きいホテルから、雨の中、傘をさしてこちらに歩いてくるファミリーがいました。
そして、私にこう問いかけたのです。
『花火が一番良く見える場所はどこですか?』
嬉しではありませんか。
この雨の中、濡れて風邪を引いてしまうかもしれないのに、花火を少しでも良い場所で見ようと頑張って外出してきてくれたのです。
ちなみに、私がいる場所はかなり現場から近いので、花火を見るにはほぼ真上を見なければなりません。
その場合、この雨だと傘が邪魔で濡れないと見ることができないのです。
ですので、私は足りない頭でこの大雨の中、最も快適かつ存分に見られる場所を考え、こう答えました。
『そのホテルの部屋の窓からが一番良く見えます。』

さて、花火が始まりました。
懸念されていた霧は意外と高く、花火は何物にも邪魔されず見られました。
こうなると、雨で花火の煙が消され、晴れの時より綺麗に見えることもあります。
きっと、先ほどのファミリーも満足だったでしょう。
どれ、私も真下の特等席で見物するとしますか。
しかし、なんと、傘が邪魔で見えないのです。
先ほどの私の説明は間違っていませんでした。
何とか傘をずらして見ましたが、一瞬でずぶ濡れ。
なんで透明の傘にしなかったのか悔やまれます。
だとすると、透明傘ならば、この真下も特等席になるかもしれません。
来年は是非とも透明傘を持って行こうと思いました。








詳細はこちら: http://blog.livedoor.jp/shioryo1/archives/51991883.html

Related posts

Top