
連休明けの今日はお客さんが少ないと思いきや、結構な賑わいを見せてくれました。
そして、観光案内の電話がとても多く、色々なことを尋ねられました。
その中で面白かったものを紹介します。
「塩原の宿に泊まるのだけど、近くに乗馬ができるところがあると聞いたので教えてもらいたい。」
このような問合せです。
塩原に詳しい方はどのように案内しますか?
塩原の温泉街に乗馬のできる観光施設は私が知る限りありません。
どこか馬のいる牧場などで個人的に乗せてもらうというような事はできるかもしれませんが、案内のしようがありません。
千本松牧場なら乗馬ができますが、近くではありません。
もしかすると、とて馬車かとも思いましたが、乗馬ではありません。
とて馬車のお馬さんに乗れるというサービスもありません。
以上のことをお客様と話すと、事前に調べてあったようで、千本松でもとて馬車でもないとのことなのです。
詳しく聞くと、アットホームなところでワンちゃんが出迎えてくれる乗馬場だとおっしゃるのです。
このように施設の情報が具体的な場合、テレビや雑誌などでお知りになった可能性が高く、実在します。※昔の記憶をもとに尋ねてこら、なおかつ曖昧なものは実在しない可能性が高くなります
他にも伺うと、「こすな焼き」というものが近くにあるこのこと。
食いしん坊の私はどら焼きみたいな食べ物を想像してしまい、ピンときませんでしたが、「小砂焼」(こいさごやき)ならあります。
読みにくいものは、お客様からこのように違う呼び名で尋ねられるので、常に気を引き締めておかねばなりません。
小砂焼は那珂川町の焼き物です。
調べると「ばとうホースランド」というところがあり、お客様の言う特徴に良く似ているのです。
ですので、「ばとうホースランドです。」と答え、はい!解決!!
と言いたいのですが、これでは解決しません。
塩原から近くないからです。
「近い」は主観によるのでしょうから、同じ県内だから近いじゃないかと言われれば否定もできませんが、一般的には近くありません。
しかし、そのお客様は判明したことが嬉しいのか、明るい声でそこに行く気満々。
ですので、塩原での宿泊と織り交ぜてご案内しました。
結局、車で1時間でも2時間でも、目的がハッキリしていればお客様は足を運ぶのだなと感じました。
塩原での乗馬は「千本松牧場」でお楽しみください。
詳しくはこちら←をご覧ください。
詳細はこちら: http://blog.livedoor.jp/shioryo1/archives/51989941.html