
場所は塩原の北端、標高は1848m、往復約7時間、場所によって山の様子が違い、ブナ、ミズナラ、アスナロの原生林や、熊笹の生い茂る場所、標高によって色々な高山植物が見られるなど、魅力たっぷりの山です。
毎年5月の第二土曜日が山開きで、昨日14日の早朝に開山式が行われました。

この日の登山者はおよそ60名。
昨年よりも若干少なめですが、今回初めての登山者も見え、人数以上の賑わいを見せてくれました。
それでは、登山の経過に沿って見られた草花や景色を写真でお伝えします。


登山口付近にはクマガイソウが群生しています。

序盤に発見したのがチゴユリです。

オトコヨウゾメです。
これも序盤にあったものですが、後半のほうがたくさんありました。

林道にウワミズザクラが見事に咲いていました。
ヤマツツジと重ねて撮ってみました。

遠くに見えるのが塩原の温泉街です。

トウゴクミツバツツジとシロヤシオです。

ルイヨウボタンです。

ギンリョウソウです。

マイヅルソウです。

エゾハルゼミの抜け殻です。

ミヤマシキミです。

オオカメノキです。

バイカオウレンの葉です(濃い色)。
花は終わっていました。

ヒメイチゲです。

ヒゲネワチガイソウです。

フデリンドウです。

シャクナゲです。

ツバメオモトです。

イワナシです。花にピントが合ってなくてすみません。

ショウジョウバカマです。

エンレイソウです。

山頂です。

山頂からの眺めです。

透き通る空とまではいきませんでしたが、遠くの山まで見えました。
この写真は西の風景です。
奥に見える雪を被った山はなんでしょうか?
距離と方角と高さから会津駒ヶ岳でしょうか?
それにしても天気が良く気持ちいい登山でした。
そして、みなさん無事に下山できたので一安心。
山は頂上を目指すのも立派な目的ですが、途中でもその山を登ったことには変わらないので、自分のコンディションに合わせて無理をせず安全に帰れるように引き返すのが大切ではないでしょうか。
登頂できなくても『行けなかったから失敗』ではなく、『山を楽しめたから成功』と思うのが良いかもしれません。
それで、下山したら温泉で汗を流し、一杯やって翌日に充実した日を送れれば最高でしょう。
さて、これからいろいろな山が開きます。
みなさん、楽しく安全に登りましょう。
日留賀岳はこちら
登山口はこちら
小山(こやま)さんというお宅が登山口で、こちらで登山届に記入してから登ります。
詳細はこちら: http://blog.livedoor.jp/shioryo1/archives/51985938.html