
私は幼稚園のころから塩原にいますが、未だに知らないことがあります。
特に自然に関することです。
山に自生する木々の名前や花や草の種類など。
この仕事に就くまでは全く興味がなく、杉とヒノキの違いも分かりませんでした。
後は道ですね。
いつも通る所だけで関係のない道はそこにあることさえ知りませんでした。
しかしながら興味を持つようになると面白いのです。
例えば『くろもじ』。
羊羹などを食べる時に使う楊枝のような木の道具です。
我が家では祖父母が爪楊枝のことをくろもじと呼んでいたので、楊枝の別名だと思っていました。
そうしたら、違うんですね。
くろもじという木があって、それを使って作られているものをそう呼ぶのです。
それで、その木が塩原の遊歩道『やしおコース』にあるというので驚きました。
昔は山でそれを取ってきて作ったとも聞きます。
※山で植物を許可なく採取するのはいけない行為ですので、そのような真似はご遠慮ください。
話がそれましたが、今日はなんと塩原町内で生まれてから一度も行ったことのない場所を訪れました。
桜のきれいな場所として教えてもらったところです。

さくら公園墓地です。


驚きました。
私の車のナビ(ハイスペック)にも載っていない場所なのですが、少し山に入っていくと目の前に一本の大きな桜の木が飛び込んできます。
他にも何本か桜があり、違う木も数本。
そして、とても静かなのです。
車はおろか、人が一人もいませんでした。
街中から車で数分の場所なのに、まるで別世界です。
しかしながら、公営ではありますがお墓ですので、むやみやたらに踏み入れるのは失礼でしょうから、観光スポットとしておすすめはできません。
こういった場所もあるのだということだけ知っていただけたらと思います。
詳細はこちら: http://blog.livedoor.jp/shioryo1/archives/51984322.html