平安時代の大同元年(西暦806年)に発見された塩原温泉は箒川の渓谷に沿って11の温泉地が連なり、「塩原温泉11湯」と呼ばれており、源泉は約150箇所あり、泉質もそれぞれに異なっていて、豊富な湯量と多彩な泉質が楽しめます。
一定の地域にある複数の温泉を総称し、温泉郷と呼んでいます。この温泉郷という表現は小説家:田山花袋が1918年「温泉めぐり」の中で塩原11湯に使ったのが日本で最初の事例とされています。
塩原温泉郷は大網、福渡、塩釜、塩の湯、畑下、門前、古町、中塩原、上塩原、新湯、元湯と呼ばれる11湯の総称からなります。